2019年04月19日

うれしい手紙

 私どもの塾の講師の多くは塾生出身で占められている。中には小学生の頃から当塾に通い、大学入学と同時に講師となり4年を経て社会人となって巣立っていく者も多くいる。
彼らは塾生の時の経験とその成功体験から指導スキルを高め、その指導力と人柄から後輩の塾生に慕われ、塾生もよくなついていた。
  

 私の自慢はわが塾の講師である。彼らとは時に食事をしながら、時に杯を交わしながら、時にカラ オケをしながら親交を深めてきた。
 今年も多くの講師が巣立っていった。その講師の一人からうれしい手紙をいただいた。

 
 塾生の時から今まで大変お世話になりました。
 塾長にはほんとうによくしていただいて、楽しい、充実した学生生活を送ることができました。
 私はエクシードでたくさんの人と出会い、いろんな経験・勉強をさせていただきました。
 エクシードにまつわる思い出がいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。
 もうエクシードの生活が終わってしまうと、寂しい気持ちでいっぱいになりますが、
 塾長の言われた「あいさつ・笑顔・元気」を大切に、凡時徹底を忘れず、4月から社会人として頑張り たいと思います。

 後略


 PS エクシード講師のOB会開催も密かに楽しみにしております。 

 
 かわいいペンギンの絵の便箋に私の好きなクッキーが添えられていた。
 この手紙は今や私の宝物である。
 

2019年04月01日

『学校の「当たり前」をやめた』という本を読んで

先日図書館である本が目に留まりました。
『学校の「当たり前」をやめた』という本がそれです。そのとき学校の当たり前って何のことだと感じ、一気に読み終えました。
この本の著者工藤勇一氏は山形で教員を経験した後、現在は東京の中学校の校長に就任されています。


  工藤勇一氏氏は公立の中学校で、
 「服装や頭髪指導を行わない」
 「宿題を出さない」
 「中間・期末テストなどの定期テストの廃止」
 「担任の固定廃止」
 などの画期的な新しい教育方針を実践しています。


 生徒に自立させることこそ中学校の使命だとし、子どもたちに自分で決定し、自分の意志で行動する「自律力」を育成させようとする意図で学校運営にあたっているとのこと。
 そのため、学校行事などについても企画・実行などすべて生徒に任せている。しかもこれらのことを実行してから、生徒の生活態度・学力も向上し、生徒たちは生き生きとしていると言うのです。

  これは教育の理想と言えば、そうかもしれません。それを具現化しているわけですから、成功事例と言っていいのですが、この方式を全国の中学校に採用すれば、たまったものではありません。学校が荒れることは火を見るより明らかです。


 子供たちは集団生活を通じて、社会のあり方。社会の中で生きていく自分のあり方を学び、生長してゆくものです。集団の中でもまれ、生きていく人間力を養っていくのです。
それをいきなり未成熟 な子ども達に「自律力」の育成。それはありえない。
 

 教育とは文字通り、教え育むことです。学校は常識と良識を兼ね備えた組織の一員になるための学び舎です。
 

 生徒が自立した後、自律を求めるのはいい。しかしはじめから自律力を培うなんてありえない話だ。