2019年01月11日

新年に思う

「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く」


 箱根駅伝のランナーの激走をテレビで見ながら、ふとこの言葉を思い出しました。 
これはかってのマラソンランナー高橋直子さんの座右の銘です。
 

 いくら頑張ってもいい結果に結びつかないことがあります。塾生を見ていてもそうです。入塾してすぐに結果の出る生徒。毎日あれだけ努力しているのになかなか結果に結びつかない生徒と多様です。でも大切なことは、いつかきっといい結果が生まれると信じて、努力することを怠らないことなのです。

 
 また、重要なことは、進歩の比較を他人とするのではなく、自分の過去と比較することではない
でしょうか。他人と自分を比較したら、比較する相手によって左右されてしまいます。
だから過去との自分を比較することによって進歩が実感できるようになります。

 
 かりに失敗したとしても、それは次につながる「意義ある失敗」になります。この「意義ある失敗」の積み重ねが「成功」へと導いてくれるのです。要は失敗したことを嘆くのではなく、次へと「動く」ことです。動きの中から新しいものが生まれるのですから。

2019年01月05日

伸びる生徒・低迷する生徒

「学力の差は努力の差」

入塾当初からずば抜けて成績のいい生徒もいますが、わたしどもの塾では努力の積み重ねで駆  け上っていった生徒が圧倒的に多くいます。


努力とは地道に積み上げることを怠らないこと。たとえば英単語のテストも95点以上の人もいれば 50点未満の人もいます。これは積み重ねの差です。

1回で覚えられる子もいれば、10回やっても覚えられない子もいる。でもここであきらめている子は伸びない。10回やってもダメなら15回やってみる。15回で覚えられたなら、それを継続していくと10回で覚えられるようになり、5回で覚えられるようになり、やがて1回で覚えられるようになる。この過程こそが努力なのです。これをしない子は伸びません。
 

 努力とは?
   @「目的」のために
   A「常識的ではない」ことを
   B「頑張って」  
   C「行う」こと
       頑張るとは、力を尽くす・我慢すること

 「やらない」「できない」「伸びない」悪のスパイラルにどっぷりとはまっている子は、自分の能力にあ

 きらめて、やることを拒否します。
 

また、朝自分で起きられない。あいさつができないなど日頃の生活態度意欲の結果だと思います。
それと目標を持っている子はそれを実現させようと自身を攻める強い気持ちで頑張ります。
能力的にはそれほど優劣に差はないと思うのに、自力でできるか、判断を何かと仰ぐなど受動的かで、 成績はやはり違ってきます。結局自分から勉強に向かう強い意志を持つことが肝心なのです。
 

 私たちは正しい努力のしかたを教え、その努力が結実するよう子どもたちを導いていきた いと思うのです。

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