2016年03月31日

やっぱり甲子園はいい!

 「春はセンバツから」と言われるように、桜の開花に合わせたようにセンバツ高校野球が開催された。球児たちに青春の息吹を感じ、私もこの時期になるとワクワク気分がもうおさまらない。


 春の甲子園大会の面白さは、優勝校の予想がつきにくいところにある。戦前、誰しもが大阪桐蔭高と愛知の東邦高を投手力と総合力で優勝候補に挙げていた。
 ところが、今日の決勝戦は奈良の智弁学園高と高松商業高だった。結果は延長の末、智弁学院高の鮮やかなサヨナラ勝ちで終わったが、決勝戦にふさわしく白熱したいい試合だった。
 

 このセンバツ大会で特筆すべきは兵庫の2校。明石商業は念願の甲子園初出場だったが、試合を重ねるうちに本来の力が出てきて、なんとベスト8にまで勝ち進んだ。ベスト8の試合でも、伝統校で甲子園常連校である平安高校と延長戦まで戦い、敗れたものの互角の展開、実にさわやかな戦いぶりだった。
 

 また、21世紀枠で出場した長田高校の健闘も素晴らしかった。長田高校は兵庫県の中でも進学校として知られ、練習時間は2時間ぐらいと限られているのに練習に工夫に工夫を重ね文武両道を貫き、甲子園に出場を果たした。まさにこれこそ「高校野球」「高校野球の鏡」だ。
 

 この両校は公立高校であるところにも意義深いものがある。強豪高校ひしめく兵庫にあって、公立高校でも『やればできる』んだということを証し、それは多くの公立高校野球部員にどれだけ大きな勇気を与えたことか。
 

 私はよく生徒に「なせば成る」という言葉を伝えてきた。そして、「努力は必ず報われる」と努力することの重要性も伝えてきた。野球と学習塾、立場は違っても「努力」は同じこと。
 私どもの塾では、今年公立高校受験で全員が第一志望の高校の合格を勝ち取った。これは今までにない快挙。ご父兄の方からお礼の言葉をたくさんいただいた。その中で、特に印象に残っている手紙を紹介したい。
  

 塾長先生へ
  娘を第一志望の高校に合格させていただいてありがとうございます。わがままな娘だ
  ったので随分ご迷惑をおかけしたことと思います。
  娘は中1.2年と反抗期が激しく、先生方の指導も大変だったと思います。でも、こ
  うして第一志望校に合格すると、娘は「やったことは必ず結果になって表われる」と
  実感したことと思います。エクシードに通わせて本当によかった。
  高校に入っても週2回通わせようと思いますので、ビシビシ鍛えてやってください。
  今後ともよろしくお願いいたします。
 

 私たちはこのような言葉に支えられ、日々指導に励んでいる。今年はなんと70%近い中3生徒が高校に入っても通塾してくれるという。

 生徒の喜びの顔を見ると、すべてが忘れ去られすがすがしい気持ちになる。私の天職はこれだと思う瞬間でもある。