2015年02月26日

うれしいバレンタインデー

 この年になっても、バレンタインデイーは楽しみなもの。今年もまたいろいろなチョコレートが届けられた。二人の娘からのお決まりのチョコ。スナックのママさんからの営業チョコ。生徒からの手づくりの義理チョコ。


 そんな中で講師からのチョコにはいたく心をうたれた。3〜4人であろうか手づくりのチョコ。当日授業のない講師さえもわざわざ届けに来てくれたことがうれしかったのだが、その中に書かれたメッセージ。表面には塾長へ!とかわいく描かれた絵とともに、裏面には「いつもお世話になっています」。その横にスマイルマークを思わせるかわいい絵が添えられていた。


 何がうれしいかと言えば、彼女らの心のこもりようだ。バスケットに花を思わせる飾りとともに、5つぐらいの袋にわけられたチョコレートやクッキー。とうてい一人で作ったとは思われないようなバラエテイに富んだお菓子がきれいに並んでいた。その味も私を思ってか、甘さは抑えられ、ウイスキー好きの私にとってはまさに最高のおつまみにもなった。


 生徒から贈られたチョコレートも様々だ。「はい、塾長義理チョコ」と言ってチロルチョコレートを配る者。市販のチョコレートの頭文字に、自分で考えた面白文字を添えて「チョコ欲しかったやろー」と言ってホワイトデイーを期待する者、また高校生からは黙って差し出された手づくりクッキー。


 今年は20個余りももらっただろうか。贈ってくれる人にはそれぞれの表情があり、それぞれの心がこもっている。また、それが楽しみでもある。


 私は高校の教員の頃、もらったチョコはすべて事務の女性にプレゼントすることにしていた。贈られたものすべて食べきれなく、いつもお世話になっていた事務の方へのお礼の意味もあったからである。
 事務の女性も「今年はいくつくらい」とそれを楽しみにしていた。ある年のバレンタインデー、皆さんに届けると、事務のある女性から「先生、これはもらわれへんわ」と、返されてしまった。中をよく見ると何やら生徒からのラブレターらしきものが入っていた。そして、それを食べてしまった翌日から昼の弁当がほぼ毎日届けられることになってしまった。今から30年近く前のことであるが、若き頃の思い出である。


 チョコレート業界に仕かけられ、いまでは定着してしまったバレンタインデーであるが、この年になってもなおうれしいものである。
 さて、ホワイトデーに何を贈ろう。


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