2008年08月01日

来年度公立高校から合格者の男女比率を撤廃

  県教委は、09年度公立高校の入試から、全日制の合格者について「男女いずれかの合格者が、募集定員の40%未満とならないようにする」という原則を撤廃すると発表しました。 
  

  わかりやすく言うと、従来では、合格者の男女比率を保つために、男女どちらかが4割をきらないように合格者を決めていたのです。しかし、これが来年度入試から撤廃されるということです。
  

  県教委によると、撤廃理由を「原則に従って合格者を出すと、合否の基準が男女で異なり、公平性が損なわれると判断した」ということです。
  この原則は1953年に決められ、それまで低かった女子の高校進学率を高めるめるために設けられた制度ですが、その後、女子の進学率はあがり、「一定の役割は果たした」ということでしょうか。
 ともあれ、男女関係なく成績だけで公正に入学を決められることは受験生にとっては朗報だと言えます。

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