2017年02月27日

姫路商業高校3年中下幸帆さん、全商検定「9冠」を達成!!

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 姫路商業高校3年の中下幸帆さん(18)=高砂市=と白井梨花さん(18)=姫路市=は、簿記や会計事務など9種目の能力を認定する全商検定で、全種目の1級に合格した。2人同時に達成するのは同校では初めて。


 検定は珠算や簿記、ワープロ、英語、プログラミング、商業経済、ビジネス情報、電卓、会計実務の能力を試す。年間を通して試験があり、就職や進学に生かそうと多くの高校生が受験する。
中下さんは入学当初から9冠を目標に掲げた。自宅で問題集と向き合い、コツコツと実力を蓄えた。授業を履修しなかったプログラミングは、高校の教諭に問題を印刷してもらい、演習を繰り返した。目標達成に「自信になった」と話す。


 白井さんが9冠を意識したのは2年の終わりごろ。それまでに6巻以上を達成しており、教諭の激励を受けて「可能性がある」と感じた。苦手の珠算を克服するため、何度も教諭に教わった。「引っ込み思案だったが、変わった」と振り返る。


 今春、2人はそれぞれ県内の大学に進学する。将来は違う目標を持つが、「9冠の強みを生かしたい」と夢を膨らませる。(神戸新聞より抜粋)

中下幸帆さんはエクシードの塾生で、兵庫県立大学へ進学します。