2008年08月05日

頑張れ報徳学園!頑張れ新田大君!

 いやー、ひやひやしました。正直言って新潟県央工業戦、報徳は負けると思っていました。しかし、起死回生のホームラン2発。逆転の報徳の神話は生きていました
 
 2-2の8回裏、わが塾出身の新田大君がツーアウトフルベースで代打に立ち、勝ち越しのチャンス。思わず「大、打て!」とテレビに向って叫んでいました。結果は三振に終わりましたが、アップで写った顔は、りりしい勝負師の顔でした。
 
 報徳学園は強豪ひしめく東兵庫大会をノ−シードで勝ち上がり、甲子園の切符を手にしました。東兵庫大会の4回戦は神戸国際大付属高校との事実上の決勝戦。それまで報徳は無安打に抑えられ、2つの四球を選んだ5回に代打に送られたのは新田大君。左中間に見事な3塁打を放ち、2点を先取。そのまま逃げ切りました。昨秋はずっとレギュラーだったのですが、今は報徳の代打の切り札として頑張っています。兵庫予選の打率は3割3分3厘。チャンスに強い打者です。
 
 開会式の入場行進では、キリッと引き締まった顔で堂々と行進していました。報徳はここ2回の甲子園で優勝候補にあげられながら初戦で姿を消していました。それだけに今年もまたかと思われる試合運びでしたが、よく逆転してくれました。選手にとっては呪縛も解け、次からは本物の力を出してくれそうな予感がします。
 頑張れ!報徳学園
 頑張れ!新田 大君