2008年04月24日

あいさつはすべての基本

最近僕はよく思うことがあります。それはあいさつがしっかり大きな声で出来る生徒が減っている気がします。『あいさつは基本中の基本』これは僕が小学生のときに入っていた少年野球チームの監督がよく言われていたことであいさつが大きな声で出来なければとても怒られた覚えがあります。その監督のもと、ひとつ上の先輩は近畿大会準優勝、僕たちの代も県大会ベスト4という成績を残すことが出来ました。これはあいさつがしっかりと出来ていたから残せた結果といっても過言ではありません。


野球の試合では、まず最初にホームベースを挟んで対戦する2チームの選手が並び礼をします。そのときに『お願いします。』と帽子を取り相手チーム、また審判団の方々にあいさつするのですが、僕たちのチームはこの礼の時、いつも相手チームより大きな声で言うことができ、試合が始まる前からあいさつで相手チームを圧倒することが出来ていたと思います。しかも大きな声であいさつするというのはとても気持ちがいいことでそれをするだけで元気になれます。試合前の緊張感も元気なあいさつでふっ飛んでいくような気になります。あいさつにはそんな不思議な力があります。そして僕たちのチームは6年生が6人しかいないにもかかわらず県大会ベスト4という結果を残せたんだと今でも思っています。


これは勉強でも同じことだと思います。ひとつ例を挙げると、去年の中学3年生の男子生徒は、あいさつをしなかったり、してもか細い声でしかあいさつをしない生徒がいました。その生徒は、やはり成績も伸び悩んでいました。エクシードではあいさつの声が小さかったり、出来ていなかったら入り口のところであいさつのやり直しを行います。その生徒も何度も注意され、そのたびにやり直しをさせられていました。そんな生徒が夏休みを過ぎた頃からあいさつの声がだんだんと大きくなってきました。そして塾にも一人で自習に来て黙々と勉強するようになりました。すると成績もそこからいきなり上がり、第一志望校に合格することが出来ました。高校の入学式を終えて、その生徒が塾に顔を出してくれました。やはりその時も大きな声であいさつしてくれたのを覚えています。


エクシードで成績の伸び悩んでいる生徒のほとんどはあいさつができていなかったり、あいさつをしても相手に聞こえるか聞こえないかぐらいの小さい声であいさつをしている生徒が多いように思います。大きな声であいさつをするのが恥ずかしいと思っている人も多いようですが、あいさつをしないほうがよっぽど恥ずかしいことだと僕は思います。大きな声であいさつするのが恥ずかしいと思っている人も一度騙されたと思ってしてみてください。あいさつというのがどんなにいいものかというのを実感していただけると思います。これからエクシードではあいさつをさらに強化していく予定です。生徒の皆さんも塾に入室するとき、また退室するときは大きな声であいさつするよう心がけてください。