2008年01月25日

成績って気になりますか?

成績は大切なものですが、一個人としてのあなたの価値の最終的な判定ではありません。それでも在学期間を活用して、出来る限り多くのことを学んでください。通常そのような努力は、成績に現れるものであり、それはあなたと、あなたを応援している人たちを、幸福で満ち足りた気分にさせることでしょう。


もっと上手に、もっと楽しく学ぶために二つのことを提案したいです。


☆ 興味を持つ
何かに夢中になると、そのことについてもっと学びたくなります。『やる気−勉強好きな子どもに育てる』と言う本は次のように述べています。「研究者たちがはっきりと述べていたことだが、楽しいので学ぶという子供たちの場合、学ぶ事柄はより深く、より豊かになり、より長続きする。困難なことに取り組むときも、子供はより根気強く、創意を働かせ、やる気を出す。」
実は私は長い間、いろんな形で、若者たちと数学を一緒に考えてきました。以前に比べると冴えはありませんが、それでも今でも問題が解けたときの喜びを味わうことが好きです。分からないときは掃除をしたり、料理をしていても、その問題を考えています。数学を考えていたら、夢中になって学生気分になっています。だから、あなたにも純粋な喜び『わかった!』という喜びを味わってほしいのです。


☆ 復習する
『学んだことの80%は24時間以内に忘れてしまう可能性があります。学んだ直後、翌日、1週間後、1ヶ月後、さらには6ヵ月後に簡単な復習をするなら、記憶力を大幅に向上させることができます。100%近く覚えることさえできるようになります。』
先生が、「これをあとで復習しておきなさい。」と言われたことを、今までに数え切れないほどあるのではないですか?それは本当に効果があります。宿題をすることは、少し形を変えて復習することになります。


成績なんか気にしないで、どんどん新しいことを学び続けてください。そうすることは、あなたのこれからの可能性を広げることでしょう。

宝殿教室理系講師
村山