2014年06月06日

松山秀樹がプレーオフを制し、アメリカツアー初優勝!!

 見ていてハラハラドキドキの“松山秀樹劇場”。「ザ・メモリアルトーナメント」での勝利は、価値ある一勝だった。世界ランク1位のアダム・スコットそれにマスターズチャンピオンのババ・ワトソンなど名だたるゴルファーが参加していたからだ。


 しかも、ミュアフィールドビレッジGCは難易度の高いコースとして有名。15番でバーデイーをとりトップに立った松山選手だったが、16番では池ボチャでダブルボギー。
 
続く17番ではボギーを叩いて、先にホールアウトした通算13アンダーのケビン・ナに首位の座を譲ることになった。残るは、最終18番パー4。平均スコア4.338と最も難易度の高いホール。誰が見てもその状況はかなり厳しいものだったが、松山選手はピン1.5mに寄せるセカンドショットを放つと、4日間連続となる会心のバーディーを奪取し、プレーオフに持ち込んだ。
 

 4日間バーディを続けた最終18番でのプレーオフは、その前の18番でドライバーを折ってしまった松山選手が3Wでフェアウェイバンカーに入れたのに対し、後で打ったナ選手はドライバーで左へ曲げクリーク(小川)に落とししてしまった。結果的にナ選手は4オン。松山選手は2打目でギャラリーに打ち込んだが、3オンで最後は3.5メートルのパーパットを沈め、勝利をもぎ取った。


 この大会1ホール目では、バンカーから打ったボールが女性の足を直撃し、手前の比較的楽なライの方向に跳ねて、パーセイブなどツキもあった。しかし、ピンチに動じず、コースに果敢に挑んでいく姿に、勝利に対する鋭い嗅覚を感じた。この初勝利は彼の世界躍進のはじまりだ。


 ジャックニクラウスは言う、「マツヤマは、これから10年、15年と、長い間活躍する選手になる。何より、彼のスイングのテンポが素晴らしい。そして、すごく落ち着いている。16番で池に入れたときも、まったく動じていなかった。パッティングのストロークも非常にスムーズだ。それが、22歳でできているのが素晴らしい」


 メジャー大会を6度制覇したニック・ファルドはテレビのインタビューで 「彼は将来のメガスターだ。肉体的、精神的、技術的に強いものを持っている」と答えた。
アメリカでは「タイガー・ウッズの後継者」とまで言われるようになった22歳の松山選手。日本人初のメジャー制覇が見えてきた。

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