2024年04月25日

思い込みの壁

 人間、自分の姿ほどわからないものはない。周りにいる身近な人間がそういうからとか、親しい人、そうでもない人、自分から遠くにいるように感じる人、関心のない人、初対面の人、それこそ知らない誰かが、こういってるからとか、何をもって、こういう人だと限定してしまうのでしょう。人間にはあらゆる面があって、ここではこう振る舞うけれど、あそこでは、全く違うなど、誰しもあることです。また、今日の自分、明日の自分と、刻々と移り変わっていきます。
 だから、誰かが言っているからとか気にすることなく、自分がこうなりたい、こんなことがしてみたいと思っていることがあるなら、どんな小さなことからでも、自分の心を動かすものを大切にして、今、やるべきことを精いっぱいやっていく(邪な心をもたず、無心に)と、良い巡り合いがあったり、思わぬ良い方向へ向かったりということが起こったりします。物事は言った通りではなく、自分が、行った通りになるといいますから。
 生徒さん場合だと、自分は数学が不得意とか、英語が無理とか、点数が出てくることもあり、また、周りからも言われたりというようなことがあって、自分はできないと思い込んでしまうのです。色々な体験談や、どんなにみんな不安や焦りをもって過ごしているか、どうやって打開したり、前に進んで行ったかを話したり、具体的にどのようにやるかを提案していくと、自分で進んでいくことができるようになります。大げさにいうと、年齢に関係なく自分で思い込みの壁を作らなければ、より良く変化していくことができます。そうはいっても、苦難の中にあっては、必死でもがいているので、視野が狭くなってしまいます。だからこそ、それを和らげ、ともに歩む手立てを探る場所(居場所)が必要だと思うのです。
 

 

2024年04月24日

新高1生

 ゴールデンウィークが近づいてきました。高校に入学された新高1生の皆さんは、通学に慣れ始め、部活動に入部したり、或いは、その他何かを始めたり、思ったより順調な人もいれば、戸惑ったり不安な気持ちがある人もいるでしょう。
 勉強に関しても、新しい環境の中で、中学の頃とは違うことが多くあります。高校3年間をどう過ごしていくか、種々の科目にどう取り組んでいくかを考える時間を持つと持たないではその後、違ってくることが多いにあると思います。
 

2024年04月23日

成績表

 新学期が始まってすぐに行われた実力テストが返却され、生徒さんも、保護者の方も成績表が気になるところです。点数や順位だけでなく、良かった点、悪かった点、努力したこと、足りなかったこと、どのようなところを間違えているか、どうやって勉強しているかなど、自分で考えることはとても大切です。そういうことができるようになると、他の事に対しても同じように対処していけるようになるのではないでしょうか。
 (勉強を通して、様々なことに遭遇した時に、前向きにより良い方向を求めて進む力が育まれ、周りに良い影響が生まれていくように願って、日々、生徒さんと接しております。)

2024年04月22日

新中1生

 中学に入学して3週目に入りました。小学校から環境が大きく変わり、生徒さんは、新しい環境に慣れるのに大変な時期です。保護者の方々は、初めてのお子さんの場合は、一層神経を使われることもありますし、兄弟姉妹がいらっしゃる方でも、1人1人性格も行動も違います。また、その年、その年で同じ学年でも違いが出てきます。勉強のことは、一層気がかりになられるのではないでしょうか。
 東加古川教室では、塾に入る入らない以前に、中学ではどういったことを学習し、どのような生活を過ごしていくかなど、気軽にたずねていただいたり、思っておられることをお話ししていただく対話の時間を大切にしております。お電話でも、実際に足を運んでいただいてもよろしいですし、個人でも、グループでも、生徒さん、保護者の方、或いは両方でも、ご要望にお応え致します。(中2生、中3生やその保護者の方も同様にお尋ねください)

2023年10月12日

生徒通信@

  高校生の中間テストが始まります。高校卒業後の進路が、はっきりしている人は、1年生の時からコツコツやるべきことに取り組み始めている人もいますが、大半は、そのうちにまあと思っているようです。自分が何もので、どうしたいかもわからない状態ですから。気もちはわかります。でも、逆に言うと、これから何ものにでもなれるわけです。自分で壁をつくらなければ。価値観や社会も変わっていきます。自分たちで、framework(枠組み)を変えていくのかもしれません。
 
 少し話が飛躍しすぎましたが、これからどの道を行こうとまず、自分の足元に目を向けてみることが大切です。

 −今、やるべきことをやらないと、後で、(人生のいつかわかりませんが)
                 必ずそれをやらなければならないときがくるー     
                        
先延ばしするだけで、後になるほど、大変かもしれません。


                  ”伝言板”   何事も準備がすべて!!

   高校1.2年生:何よりも基礎固め!!(1、2年生でも、力がついている科目は、先を見据えた演習を)
                          (わからないところは、先送りせず、必ず理解するように習慣づける)                
   高校3年生:体調管理を大切に、計画通りに勉強を進めてください。
                          (細かい軌道修正も大切です。)


                       講師一同、皆さんをバックアップします。


2023年10月04日

中間テスト前日

明日から中学生の中間テストが始まります。
体調を悪くしたり、いろいろな状況が起こった人もいるでしょう。
しかし、今日一日は、非常に有意義です。塾のテスト対策授業が終了したら、
皆一人一人にかけたい言葉があります。各々違うことばです。


帰宅したら、ほっと一息して、明日に向かってよい時間を過ごしましょう。


ゴール(目標)を決めることができるのは、自分だけ!!

2022年06月20日

「心の時代」に寄せて

無関心、不安、もやもや、イライラ。こんな言葉、よく耳にしませんか?
心の中にあるこれらは、いったいどこから生まれてくるのでしょう。
人を取り巻く外的要因はもちろんありますが、『言葉の危機』が根底にあるのではないでしょうか?
つまり、自分の気持ちや考えを表す言葉を持てなくなっている。持とうとしても、そのプロセスがわからない、また気持ちや考えを言葉にしたくても耳を傾けてくれる人や場所がない。


この状況を踏まえて、教室では生徒さん1人1人、保護者の方々おひとりおひとりの思いや考えにじっくり耳を傾け、何を求め何を必要とされているかを受けとめ応えていく。それを第一に考えております。

「教える」「学ぶ」ことは言葉があって初めてできることです。
話をする、すなわち「対話」は学問の礎であり、心を育む原点です。


「何て言っていいかわからない?」「どういうことかわからない?」
一緒に考え、学んでいきましょう。
縁あって教室に来てくださる皆さんの温かくぬくもりのある、そして1人1人のベストをひきだす学び舎でありたいと思っております。